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アンティーク家具

ソファ/セット
ルイ15世様式 ブロンズ象嵌コモード
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MSF_0037

ヴィクトリアン マザーパール象嵌セティ

1870年代

英国

マホガニー

W113cm D62cm H94cm

ヴィクトリア時代は、その家のステイタスの証として、内装の趣味の良さ、家具、調度品が大変重要な意味を持っていました。このセティも装飾芸術として扱われていたことをうかがわせる大変繊細な作りになっています。貴族や上流階級のお屋敷にそっとディスプレイされていたことでしょう。
背もたれの三連のカルトゥーシュの装飾、ここにはリボンとマザーパールの小花の象嵌細工が施されています。カルトゥーシュの特徴をリアルに表現している凸状の表面は、マホガニー材の薄い板を型にあてて盛り上げ、さらに象嵌を施すという、職人の高度な技術がうかがえます。マザーパールは高級家具のみに用いられる装飾であり、現代でもマザーパールを用いたアンティーク家具は、コレクター垂涎の逸品として希少価値があります。
漆黒色に近い上質のマホガニー材には、アカンサスの躍動的な彫刻がより重厚感を与えています。贅沢に削りだされた足元には、高級家具に特有のキャスターが付けられています。アカンサス柄の張り地は当時からのものでしょう。大変シックな雰囲気がマホガニーのダークな色味と調和し、上品な雰囲気を高めています。