FREQUENTLY ASKED QUESTIONS

FAQ・よくある質問

アンティークの基礎から気になることまで、よくお問い合わせいただく質問についてお答えいたします。

  • デザインとコーディネート例
  • デザインとコーディネート例

アンティークとは何年以上たったものでしょうか?

アンティークは、関税と貿易に関する国際協定GATT(ガット)において、世界共通の定義として「100年以上経って、且つ美術品的価値のあるもの」と規定されています。夢織では、主に1800年代から1900年代初頭の上質アンティークを中心に取り扱っており、中には200年以上前の美術館に所蔵されているレベルのものもございます。近年では、1930年前後の、擬いものではないアール・デコ期のものがアンティークとして評価されています。

リプロダクションとの違いは何ですか?

アンティークのデザインを真似て現代の材料で現代、創っている家具をリプロダクション(複製品、模写品)と言います。上質のアンティークは天然木の無垢材を使用しています。樹齢数百年以上の木を長年に亘って野積みにし、十分に自然乾燥した、丈夫で密な資材を贅沢に用いています。現代の家具とは異なり、表面も天然の塗装を施しているので、木が呼吸し、時間の経過とともに自然な飴色がアンティークならではの風合いとなって趣が感じられます。ヨーロッパのクラシカルな内装は勿論ですが、有名ホテルやレストラン、一流ブランドのモダンな空間に、椅子、キャビネット等のアンティーク家具が使われている光景が良く見受けられます。内装やインテリアの流行があっても、リプロダクションには無い、アンティーク家具の存在感を、ヨーロッパの人々は理解しています。

LAPADA(ラパダ)会員とは?

LAPADA(ラパダ)とは、世界一のアート&アンティークマーケットである英国で、最も歴史と権威あるアート&アンティーク協会のことです。金のシャンデリアマークのラパダ認定ロゴを掲げるお店は、プロフェッショナルなアンティークディーラーがいる証明として、英国で広く認知されています。夢織は、創業20年以上に亘り、上質のアンティークを取り扱っていた実績を高く評価され、ラパダの会員に推挙され、2010年の認定時、アンティーク家具・照明専門店として、アジアで唯一のラパダ認定店となりました。また、同時に、世界規模のアート&アンティーク協会ーCINOA(シノア)の認定店でもあります。年に一度のLAPADA会議は、“ウエストミンスター宮殿(国会議事堂)の貴族院”、シルバーのホールマークが押されていた700年以上の歴史ある“ゴールドスミスホール”等の由緒ある会場で開催され、英国を中心にヨーロッパ中のラパダ会員が集まり、夢織はアジアのアンティーク専門店として、唯一出席し、歓待を受けました。

新築・改築のコーディネートはお願いできますか?

夢織では、ヨーロッパの上質のファブリック(壁紙・生地など)を直輸入し、カタログやサンプル品、お客様宅施工例などを多数展示して、お客様のご相談に応じるファブリックコーナーを設けています。更に5つのモデルルームを設け、お部屋のトータルコーディネートを具体的にご提案しております。代表のインテリアデザイナー・萬田あけみをはじめ、コーディネーターの資格を持ったスタッフもおりますので、新築・改装をお考えの方はお気軽にご相談ください。(帝国ホテルプラザ東京店にもショールームがございます。)
また、喫茶・レストラン・バー、美容院等の店舗内装デザイン、VIPルームのトータルコーディネートもこれまでに多数手掛けておりますので、業者の方もご遠慮なくご相談くださいませ。

マンション住まいなのですが、アンティーク家具は合いますか?

現代の無機質な内装、空間に、100年以上経った風合いのあるアンティーク家具は良く映えます。夢織・福岡小倉本店のモデルルームの一部屋は、マンションの一室をイメージして、白を基調にしたモダンな空間にトータルコーディネートしています。アンティーク家具とシャンデリアに、フランスのトップデザイナーズカーテンを合わせ、モダンな内装でありながらも、アンティークの放つ格調高い空間に仕上げています。
アール・ヌーヴォー、アール・デコ期の家具・シャンデリアは今でも斬新なデザインで、現代のお部屋に違和感なく飾れますし、それに合わせる壁紙やカーテンの色・デザイン、カーテンの取り付け方等で、マンションのお部屋が、アートな空間に演出できます。
ヨーロッパでは、何代も続く古い邸宅に住み、長年愛用しているアンティーク家具に、カーテンや、椅子の張地、テーブルクロス等を変えながら、時代に合わせてコーディネートを楽しみますが、日本でヨーロッパの雰囲気を演出したい方は、先ずは上質のアンティーク家具を置くことが、コーディネートの始まりだと思います。

アンティーク家具を使用する際に気を付けることはありますか?

●木で作られたものは、湿度変化に弱く、乾燥による木の縮みや接合部のはずれ、木の割れなどを生じることがあります。エアコンの吹き出し口の近くや、ストーブの熱や直射日光のあたる場所に家具を置かれるのは避けてください。
●表面の塗装は、木を生かす(呼吸させる)ために天然の塗料を使っており、熱や水分に弱い ので、水拭きを避け、熱いものや冷たいもの、濡れたものを直接置かないようにして下さい。お茶やお水を召し上がる際には、必ずお盆やコースターなどをお使いになり、直接カップ等を置かないように注意してください。もし水をこぼしたり、水滴がついてしまった場合は、すぐに乾いた布で拭いてください。
●ビニールマットなどで天板を長期間カバーしますと、表面がビニールマット に張り付いてしまい、塗料が劣化する恐れがありますので、時々マットをめくり、外気に当ててあげてください。
※夢織では、フッ素加工されたビニールマットを取り扱っています。凹凸加工が施されているので、天板にくっつくことなく安心して使用できます。

不具合が生じた場合はどうすればよいですか?

夢織では自社工房を設け、熟練した職人が修復、塗装、ポリッシュなどを行います。ご購入いただいた日より1年間、脚部のぐらつきや引き出しなど可動部の不具合、その他商品上の欠陥と認められる不具合には、当社負担にて修復を行います。不注意からの水・熱による塗装の不具合や経年劣化による不具合などは含まれませんのでご理解ください。1年間の保証期間後でも、不都合な点がありましたら、お気軽にいつでもご相談ください。お使いのアンティーク家具の修理や塗装、ポリッシュの相談など、スタッフへお気軽におたずねください。

普段のアンティーク家具のお手入れ方法はどうすればよいですか?

通常のお手入れは乾拭きで十分ですが、アンティーク固形用ワックスを時折使っていただければ、表面が保護され、汚れにくくなりますのでお勧めします。ワックスを家具全体に塗り、3時間後ぐらいに磨き上げると、ワックスが浸透しより光沢がでます。 夢織では、アンティーク家具用のワックス(無色)を¥1,500(税抜)でご用意しております。
※家具をお買上げのお客様にさらに詳しい家具のお手入れ方法を記載した冊子をご用意しております。

購入した家具を預かってもらうことはできますか?

ご購入頂いた家具等のお預かりは承りますので、どうぞお気軽にご相談ください。
アンティーク家具やシャンデリア、ステンドグラス・エッチングガラスなどを先に決められ、それに合わせて新築・改装をされる方も多く、完成まで自社倉庫にて大切に保管致しますので、ご安心くださいませ。