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夢織のおすすめ商品

エドワーディアン サテンウッドアームチェア<br />
1900~1910年頃 英国 サテンウッド<br />
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エドワーディアン サテンウッドアームチェア
1900~1910年頃 英国 サテンウッド

イギリス人が、静かな感慨に浸りながら思い出す輝かしい時代があります。

産業革命の大成功で「世界の工場」と呼ばれ、卓抜した経済力・軍事力で世界に君臨した大英帝国の黄金期。この最も平和で豊穣な時代は、近代的で質実剛健たる英国スタイルを確立した64年にも及ぶヴィクトリア女王の治世から、それに続くエドワード7世によるわずか9年の豪奢で鮮烈な治世まで。

永遠に続くかに思えた繁栄―日は没することなく、絶え間なく帝国を照らし続けます―やがて世界大戦の軍靴の騒音にかき消された、過ぎ去りし夢のような日々は、古き良き英国の象徴として人々を郷愁に駆り立てます。

本作品は、その大英帝国時代の繁栄を示す、高級木材サテンウッドによるアームチェアです。ヴィクトリア女王治世後期から次の世代のエドワーディアンまでの特徴が現れる洗練されたデザイン様式が随所に見られます。本作品と類似したサテンウッドによるアームチェアは、世界を代表するミュージアムであるヴィクトリア&アルバート博物館に、時代を象徴する作品として展示されています。※画像.3 参照

その美術品的価値あるアームチェアとエレガントなスクリーンの張地は、Akemi Mandaプロデュース。上質なファブリック(織)による優美なスクリーンがアームチェアを最高に引き立て、まるで華やかで優雅な英国貴族たちの語り合いが聞えてくるようです。

お部屋に飾ると、思い描いた理想のインテリアが完成されます。

  • 1.Akemi Mandaプロデュース

    1.Akemi Mandaプロデュース

    本作品は、Akemi Mandaプロデュースにより上質なファブリック(織)の張地を使用しています。アームチェアを最高に引き立てるエレガントなスクリーンと合わせることで、至高のインテリアは完成されます。

  • 2.サテンウッドの装飾家具

    2.サテンウッドの装飾家具

    高級木材サテンウッドを使用した装飾家具は18世紀後半、そして19世紀後半~20世紀初頭に貴族をはじめとした上流階級に流行します。本作品は、究極の洗練美・ネオクラシカル様式を体現しています。

  • 3.ヴィクトリア&アルバート博物館

    3.ヴィクトリア&アルバート博物館

    本作品(夢織所蔵)と類似した椅子が、ヴィクトリア&アルバート博物館に時代を象徴する作品として展示されています。サテンウッドに美しく絵付けされた本作品が美術品的価値ある逸品であることを物語ります。

  • 4.エドワード7世(1841-1910)

    4.エドワード7世(1841-1910)

    ヴィクトリア女王の長男。60歳で王位継承するまでの長い王太子生活を世界各国への外交・外遊に費やしました。大のフランスびいき、社交界の中心人物で、ワーグナーのオペラを愛し、馬やファッション、葉巻を愛しました。戴冠式の王冠はパリのカルティエに注文するなど、高級ブランド文化の担い手でもありました。英仏協商・英露協商・日英同盟締結などの功績を上げ、わずか9年の治世を、国際感覚豊かに駆け抜けた王でした。

  • 5..エドワード7世の戴冠式

    5..エドワード7世の戴冠式

    エドワード・エルガーによる「威風堂々」の第一番中間部を聴いたエドワード7世は、感銘を受け、「歌詞を付けたら偉大な曲になるだろう」と命じました。エルガーは、1902年のエドワード7世の戴冠式の曲『戴冠式頌歌(Coronation Ode)』の六番、終曲「希望と栄光の国」に、詩人アーサー・クリストファー・ベンソンの歌詞を付けた第一番の中間部の旋律を用いました。その後も英国王戴冠式頌歌の定番となり、英国第二国歌として愛されるようになりました。

  • 6.ヴィクトリア期の女性像

    6.ヴィクトリア期の女性像

    ヴィクトリア女王は、4男5女の子宝に恵まれました。好んで家族揃った肖像画を描かせ、道徳的な王室をアピールします。やがて英国王室は、当時の女性達の憧れの的となります。1861年、ミセス・ビートン著の家事入門書「Book of Household Management」が、ベストセラーになります。マナーと教育・インテリア・使用人・ホームパーティの質が、当時の女性のステイタスだったようです。※画像は当時の上流家庭の生活風景の一部(サロン)