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リエージュ ルイ15世様式サロン5点セット<br />
(サロンチェア×4脚、サロンテーブル)<br />
1880年代 ベルギー ウォルナット

リエージュ ルイ15世様式サロン5点セット
(サロンチェア×4脚、サロンテーブル)
1880年代 ベルギー ウォルナット

SOLD OUT

18世紀、フランス。太陽王ルイ14世の時代が終焉し、政治の中心がヴェルサイユからパリへ移されます。時代の変遷は、美的様式にも大いに影響します。威厳に満ちた古典的な美意識は一掃され、自由で、優美で、繊細な美の全く新しいかたちが出現するのです。ロココ様式―優しい淡い色彩、しなやかな曲線、蠱惑的なロカイユ文様、左右非対称のあやうい装飾、可憐な花綱や優美にくねる群葉…その、奔放で優雅、見る者の気持ちを陶然とさせる華麗なデザインは、ルイ15世の時代に最盛期を迎え、やがてヨーロッパの美意識の基盤ともなります。

究極の美と形と評される、そのルイ15世様式を体現した特別なサロンセット。ヨーロッパ屈指の家具製作技術を誇ったベルギーの古都リエージュの、装飾芸術の粋を極めた匠の技の結晶です。「目利きに好まれる」と評されるリエージュの家具技術が、ロココの絶頂期ルイ15世様式の美意識を、極めてエレガントに表現しています。

ルイ15世様式のサロンセットに相応しいファブリックを厳選し、ヴェルサイユ宮殿使用の最高級シルク生地にて張替え、さらに華麗に蘇りました。

優しさとはかなさ、そして美しさが家具に化身したかのような姿。まさに、ヨーロッパ芸術の至高「ロココ」を語るにふさわしい存在感。ここに在るだけで、この家具は、見る者を魅了し続け、「美」の素晴らしさを教えてくれます。「美」の前では、人はあまりにも無力で、そして幸福であることを・・・

  • 1.魅惑のサロンチェア

    1.魅惑のサロンチェア

    見るものを魅了する美しい佇まいのサロンチェア。貴族の館にある人工洞窟の神秘的な岩と愛の女神ヴィーナスの象徴として愛される貝殻のフォルムを複合した文様ロカイユ。そのロカイユを中心に、左右にS字型のラインを広げる優雅な背もたれは彫刻作品と言えるでしょう。まるで天使が伸びやかに羽を開いたような姿です。幸福感に満ちた、たおやかなフォルムにロココの優雅さが表現され、リエージュ家具の装飾技術を駆使した芸術的な透かし彫刻です。ヴェルサイユ宮殿使用の最高級のシルク生地が、この椅子をアート作品へと昇華させます。

  • 2.芸術的なロカイユ彫刻

    2.芸術的なロカイユ彫刻

    椅子の背面中央の非対称な二つの半円を結合させた円系に近いロカイユと、登頂のCのフォルムを表現するロカイユ。ロカイユを中心にアカンサスの葉と可憐な忘れな草による渦巻く波のような彫刻が余韻のように周りを取り巻いています。その流れるような美しさに魅了されます。また、優美な装飾に留まらず、背もたれの家具としての機能も果たしています。年月をかけて乾燥させた上質のウォルナットを使い、極めて高度な木彫技術が施されているため、150年以上の時を経ても当時の美しさを誇っています。

  • 3.優美な佇まいのサロンテーブル

    3.優美な佇まいのサロンテーブル

    美しいサロンチェアの良さをさらに引き立てる魅力的なサロンテーブル。装飾性豊かなCのフォルムを表現するロカイユ彫刻(貫の中央)のを中心に流れるようなラインにうっとりとしてしまいます。上部と下部のロカイユ彫刻の両サイドには、可憐な忘れな草。中世ドイツの騎士が恋人のために野の花を摘もうとして、過って命を落としてしまいました。恋人は騎士を忘れないためにその花を生涯身につけていたという伝説の花です。「真実の愛」がこのサロンセットに込められています。

  • 4.ルイ15世(1715-1774)<br />

    4.ルイ15世(1715-1774)

    ブルボン家出身のフランス国王。ルイ14世崩御後、わずか5歳で即位。ポーランド継承戦争でのロレーヌ統合や中、東貿易の優位確保などの輝かしい功績を持ちますが、容貌が美しく、「最愛王Bien-Aimé」と呼ばれ、ポンパドゥール夫人を始め数々の恋愛遍歴で名を馳せた王でした。

  • 5.ポンパドゥール夫人(1721-1764)<br />

    5.ポンパドゥール夫人(1721-1764)

    パリの銀行家の娘ジャンヌ=アントワネット・ポワソンは、美貌と教養を武器に一流サロンに出入りし、上流婦人やフランスを代表する文化人に賛辞を浴びます。やがて1744年、ヴェルサイユ宮殿の仮面舞踏会でルイ15世と出会い、翌年にはポンパドゥール公爵夫人の称号を与えられて王の公妾となり、フランスのロココ文化の中心人物となります。ルイ15世と共に華麗なるロココの象徴であり、ヨーロッパのロココ文化と室内装飾に大きな影響を与えています。

  • 6. ポンパドゥール夫人とロココ<br />

    6. ポンパドゥール夫人とロココ

    ロココを代表する画家フランソワ・ブーシェ(1703-1770)。イタリアで絵画を学んだ後、ポンパドゥール夫人に見出され、国王の筆頭画家に命ぜられます。肖像画製作のみならず、ヴェルサイユ宮殿の内装も手掛け、ゴブランのタペストリー製作所の長官に就任するなど、作品はロココの代名詞と評価されました。ブーシュの絵画に、ロココのルイ15世様式による装飾家具が華麗にコーディネートされました。本品のサロンセットは、そのルイ15世様式を体現した、極めて貴族趣味の装飾家具です。

  • 7.ポンパドゥール夫人とセーヴル<br />

    7.ポンパドゥール夫人とセーヴル

    ポンパドゥール夫人は、美意識と教養に秀で、数々の芸術家や装飾芸術家のパトロンとなり、ロココ芸術を開花させます。陶器製造の強化を王に働きかけ、邸に近いセーヴルに、王立陶磁器製造所を設立させ、自ら選んだ芸術家や彫刻家に優れた陶磁器を製造させます。彼女の栄誉を讃えた色「ポンパドゥール・ピンク」や、「王者の青bleu de roi」などが誕生し、セーヴルは世界に名だたる高級陶磁器へ成長します。写真は、夢織所蔵の18世紀のセーブルカップ&ソーサー(夢織HPに掲載)。

  • 8.ロカイユ文様<br />

    8.ロカイユ文様

    18世紀初頭から中期にかけ、王侯貴族を中心に流行したロココ様式を代表する装飾文様。豪華な演出として、建築物や家具等の装飾に使われます。立体的、曲線的デザインで、人工洞窟の岩と貝殻の複合体と言われています。ロカイユとは「岩のようにでこぼこした」の意で、ロココとは、フランス語のロカイユ(Rocaille)とイタリア語のバロック(barocco)からの造語です。本品に見られるロカイユ装飾は、究極の美と称されるロココを象徴する装飾です。

  • 9.優雅で秀逸なサロンセット<br />

    9.優雅で秀逸なサロンセット

    リエージュの誇る芸術性高い彫刻とベルサイユ宮殿使用の最高級のシルク地が相まった究極のサロンセット。弓なりにしなる背もたれに身を任せると、ゆっくりと心が満たされていきます。座面を支えているのは、4本の獣脚カブリオレ・レッグ。洗練された緊張感のある美しさです。家具を評価する上で、裏面は重要な鍵になります。目に触れない家具の裏面にどれほど気を配っているかで、製作者の家具造りに対するプライドが伺えるのです。後ろから見ても、このチェアは少しも品格を失わず、気品高さを漂わせます。リエージュ家具の確かな技術が見受けられる、魅惑の装飾家具です。