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夢織のおすすめ

ナポレオン3世<br />
ルイ15世様式ギルドウッドミラー付コンソールテーブル<br />

ナポレオン3世
ルイ15世様式ギルドウッドミラー付コンソールテーブル

1875年15日。14年の月日をかけて改装したパリ・オペラ座(通称ガルニエ宮)の落成式が、華やかに開催されました。オペラ座改装はナポレオン3世のパリ改造計画の目玉プロジェクトとして実行され、新しい時代の象徴になるべく、絢爛豪華な空間がつくられました。

フランス大統領パトリス・ド・マクマオン伯爵、わずか18歳の初々しいスペイン王アルフォンソ12世、ロンドン市長夫妻、パリ伯、オルレアン家のプリンセス、前ハノーファー王など、名だたる王侯貴族や名士が招待され、会場は溢れんばかりの着飾った紳士淑女で埋め尽くされました。改装デザインを手がけたガルニエによる、きらびやかに「水晶の光を放つ」、7トンのブロンズとクリスタルガラスの巨大なシャンデリア、舞台のカーテンや客席は全て深みのある真紅で統一され、人々はパリにこつ然と現れた夢の殿堂の中で、幸福感に酔いしれながら幕が開く瞬間を待っていました。

今月の夢織のおすすめは、1870年代フランス製 ナポレオン3世 ルイ15世様式ギルドウッドミラー付コンソールテーブル。贅沢と幸福の絶頂にあった19世紀末パリの、上流階級の暮らしを見守った、洗練されたミラーとコンソールテーブルのセットです。

それでは細部を見て行きましょう。

  • 今日は、ムッシュ・ガルニエが手掛けたオペラ座のこけら落とし。パリ中がお祭り騒ぎに熱狂し、興奮に沸き立っています。気持ちを静めるため、手袋にラ・ペ通りのお店のお気に入りの香水をまとわせ出かけます。ふと、あつらえたばかりの髪飾りの具合が気になって、ミラーの方を振り返ると、そこには華やかに光り輝くパリの夜が映りこんでいました………。

  • 左:オペラ座こけら落としの日の様子。<br />
中央:ガルニエデザインのシャンデリア オペラ座(通称ガルニエ宮)<br />
右:オペラ座の怪人ポスター

    左:オペラ座こけら落としの日の様子。
    中央:ガルニエデザインのシャンデリア オペラ座(通称ガルニエ宮)
    右:オペラ座の怪人ポスター

    1896年ガルニエデザインのシャンデリアが落下してしまい、事件はガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」のエピソードに加えられました。

  • 左:ウージェニー皇妃とその取巻き <br />
右:クリノリン

    左:ウージェニー皇妃とその取巻き 
    右:クリノリン

    ウージェニーとルイ・ヴィトン ナポレオン3世の皇妃ウージェニーは、ドレスの下に付けるクリノリンのケースをフォーブール サントノレのマレシャル工房に注文しました。そこで働いていた職人ルイ・ヴィトンは優れた腕でウージェニーの信頼を得、やがてルイだけに仕事を任すようになりました。高級ブランド、ルイ・ヴィトンの始まりでした。

  • ルイ15世(1710-1774)

    ルイ15世(1710-1774)

    ロココとルイ15世 ルイ15世の時代、ロココ芸術は頂点を極めた。王自身、歴代君主の中で最も装飾に興味を持ち、ヴェルサイユ宮殿の改築には、自ら指示を与えました。セーヴル窯に出資し、王者のクリスタル・バカラ設立を認可するなど、装飾芸術を大いに支える存在でありました。

  • ブーシェ描くポンパドゥール公爵夫人(1721-1764)

    ブーシェ描くポンパドゥール公爵夫人(1721-1764)

    ロココとポンパドゥール公爵夫人 ロココ芸術の偉大なるパトロンであったポンパドゥール公爵夫人は、画家フランソワ・ブーシェの才能を大いに評価し、肖像画を描かせるばかりでなく、ドレスやアクセサリーのデザインを任せ、王立セーブル窯やポーヴェーのゴブラン織工場のデザイン担当理事に任命し、フランス宮廷をロココ一色に塗り替えました。

  • ロココの名画_1ブーシェ<br />
「ヴィーナスの勝利」

    ロココの名画_1ブーシェ
    「ヴィーナスの勝利」

  • ロココの名画_2ブーシェ<br />
「アモールの標的」

    ロココの名画_2ブーシェ
    「アモールの標的」

  • ロココの名画_3ヴァト―<br />
「シテール島への巡礼」

    ロココの名画_3ヴァト―
    「シテール島への巡礼」

  • ロココの名画_4フラゴナール<br />
「愛の泉」

    ロココの名画_4フラゴナール
    「愛の泉」