1880年代
英国
マホガニー
W78.5cm D50cm H70.5cm美しい木目と魅力的な意匠が他と一線を画す、華麗なオケーショナルテーブル。ブリティッシュロココを体現した優美なフォルムが、当時の優雅なアフタヌーンティーの室内装飾を彷彿させます。
世界三大銘木であり「緑の黄金」と呼ばれる、当時の貴重なマホガニー材が贅沢に使用されています。現代ではこれほどまでに艶やかで優美な木肌のマホガニー材は入手困難であり、とりわけ貴重です。夢織工房にて、伝統塗装技法フレンチポリッシュを施し、赤みを帯びた宝石のような輝きに仕上げました。これほどまでに美しい木目が浮かび出ているのは、本品に使用されているマホガニー材がいかに上質なものかを物語っています。
極限までに削りだされた繊細なラインを描く6本の脚。そこには精巧かつ流麗な植物の彫刻が施されており、どこを見ても、エレガントで洗練されたフォルムに目を奪われます。下部の4本の脚周りにはロカイユ(貝殻)の装飾が施され、下段のテーブルを美しく支え、このテーブルの華麗な意匠の決め手になっています。
長い年月を華やかな室内装飾と共に過ごしてきた、極めて貴族趣味のテーブル。お部屋に飾ると、他の家具の魅力を引き立て、インテリアの格を高めます。
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