美しい花々とブルーのリボン柄が魅力的なティーカップ&ソーサー。6客セットで入手した、アフタヌーンティーを華麗に演出するために制作された貴重なティーサービスです。
1840年頃、ベッドフォード公爵夫人アンナ・マリアによって考案されたアフタヌーンティー。アフタヌーンティーを豪華に演出するためのテーブルウエアはこの時代、飛躍的に進化していきます。本品は、英国王室をはじめ貴族にアフタヌーンティーが流行していた時代のティーサービスであり、1850年4月18日に制作されたことを示す英国登録商標のマークが裏面に印字されています。フランス王家のデュバリー夫人のためにつくられたセーブル窯ディナーサービスに装飾されているリボン柄を想起させる優美なブルーのリボン柄をベースに、貴婦人好みの花々と金彩が美しく装飾されています。
英国アフタヌーンティーの普及と共に、装飾芸術の最盛期を迎えた輝かしきヴィクトリア女王時代・・・主自慢の最高のおもてなし用のティーサービスとして、煌びやかな室内装飾の中、優雅なひとときを提供していたのでしょう。
※ ベッドフォード公爵夫人アンナ・マリアが住んでいたウォーバンアビー城で、アフタヌーンティーは始まりました。そのアフタヌーンティー発祥のウォーバン城にあるティールームで、夢織が独占契約で紹介している上質紅茶『スキティー』は、唯一振る舞われていました。
※本品は170年以上前のもの故、金彩等が色褪せている箇所がございます。