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その他アンティーク
美術工芸品
PFG_2026
マイセン「牧歌的な饗宴」フィギリン
1870～1880年代
ドイツ
陶磁器
W25cm D22cm H45cmヨーロッパで最初に磁器製造に成功したマイセン窯を象徴する、どこから見ても美しいフィギリン。マイセン史に残る巨匠ミシェル・ヴィクトール・アシエの原型による19世紀の作品です。大きな木の周りでフェスト（饗宴）を楽しむ6人の男女と犬を、世界一と謳われるマイセンの造形美により見事に磁器で表現しています。
作品描写：
中央の背の高い大木の前で、積み石の上に座ってハーディー・ガーディー(楽器)を弾く女性と立ってバグパイプを吹く男性が息を合わせて音楽を演奏しています。曲に合わせて手前では社公ダンスを踊る男女。隅には演奏する男性に興味深々の犬。一方で、その反対側では積み石に座り男女が飲食を楽しんでいます。女性はパン等をのせた皿とカップを持ち、ワイングラスを持った男性はもう片方の手で女性のカップにジャグから飲み物を注いでいます。金の縁に輪が連なった模様で飾られた円形の土台が舞台のように、本品の豪華さを演出しています。
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