クリスタルガラスの輝きが美しい、気品高いバカラシャンデリア。こちらはパリのお屋敷にシンメトリーで飾られていた、希少なペアで入手したものです。シンプルでモダンなデザインは、アール・デコの要素が取り入れられています。1764年にルイ15世の認可を受けて設立して以来、各国の王侯貴族が特別注文するシャンデリアを数多く制作したことが、バカラの洗練されたデザインと確かな品質を育てました。少し古色めいたゴールドのアームから、噴水の水滴に見立てた八角形のクリスタルの粒が流れるように連なり、剣先型のクリスタルグラスが華やかに光を反射させます。バカラを代表するデザイナー、ジョルジュ・シュヴァリエは1925年のパリ万博でアール・デコの水の流れをイメージしたシャンデリアを発表しましたが、この作品のデザインには、その影響が見られます。モダニズムのデザインと、水晶に例えられるバカラのクリスタルガラスのコラボレーション。都会的で洗練された光が、お部屋を彩ります。