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アンティーク照明

シェード
ルイ15世様式 ブロンズ象嵌コモード
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S1_0177

バカラ1灯シェード

1900年代

フランス

被せガラス

W13.5cm H12cm

ルイ18世をはじめ世界の王侯貴族に愛され続けてきたクリスタルガラスメーカーバカラ。その作品の中でも大変珍しいアール・ヌーヴォー期の一灯シェードは、霧氷のように涼しげな模様のエッチドガラスに、ピンク色の被せガラスでアザミの葉が大胆に描かれています。

アンティークバカラの特徴ともいえるエッチドガラス(素地を酸で腐食させ模様を創り出す技法)は、職人の息遣いが感じられるほど丹念な手作業のあとがうかがえ、繊細なその模様は、あざみの花びらを撒き散らしたように見えます。ピンク色のフリルはリズムカルな印象を与え、まるで、野山で風に揺れるアザミの姿をこのシェード全体で表現しているのでしょうか。明かりを灯すと、ピンク色の被せガラスは濃いクランベリー色に変化し、クリアなエッチドガラス部分は、黄金色に輝き、線香花火のスパークル(閃光)のようにきらきらと光って見えます。

バカラの作品でも特に貴重なアール・ヌーヴォーの照明は、一つの芸術作品として、お部屋にアートな空間を創り出してくれます。時を越えて愛され続けるバカラの明かりが、心の癒しとなり、日常の暮らしの中に潤いと活力を与えてくれるでしょう。

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