玉髄（鉱物の変種または美しいものは宝石とされる）の一種であるオニキスを豪華にも2段分使用したフラワースタンドです。モスグリーンの中に、白や暗褐色の縞が微妙に混ざり合った光沢のある天板は、まるで凪いだ湖を覗き込んでいるようです。その繊細な美はとても人工物では真似できません。
この美しさは石工が手付かずの原石を切り出し、丁寧に鏡面仕上げを施した証です。石を支える脚は頑丈な鋳物でありながら、有機的なカーブを描き、天然石と見事に調和しています。人と自然物の優美なコラボレーションは、花を飾らずとも、それだけで魅入るような美しさを放っています。
古くは創世記の一節にも登場するオニキスは、そこにあるだけでどこか神秘的な雰囲気を醸し出します。持ち主の趣味の高さを顕す格調高いフラワースタンドとして、お部屋に高貴な趣を与えてくれるでしょう。