


1890年代
フランス
サテンウッド
ロバート・アダムのネオクラシカル様式を体現した優美なフランス製ペイントコモードです。
※本品の歴史的背景詳細は夢織のおすすめ商品でご覧頂けます。
Demi-lune Commode―半月型のコモードと名付けられた、丸く曲線を描く姿には、美しいサテンウッドの木目を計算に入れて施した象嵌、艶やかな木肌を背景に描かれる渾身のハンドペイントが、細部に渡り細かく施されています。
天板には、優美なバラ、愛らしい男女の雅宴画がエレガントに描かれています。可憐な花々全てに、命が込められているようです。
天板下、古典的な文様が精緻に描かれています。メダイヨンの知性に満ちたその容貌は、思索する哲学者を連想させます。細い筆先で細密に描かれた全ての装飾は、生命の煌めきを帯びながら、今にも飛たたんばかりに躍動的に描かれています。
そして中央の扉と、左右はめ殺しの2つの扉に描かれた。それぞれ枠組みを象嵌し、オーバル型の雅宴画と壮麗なロカイユを象った薔薇による秀逸なハンドペイントが施されます。中央の扉を開くと、オリジナルによる半円型の2段に分かれる棚が設置されています。
豪奢な貴族の館は、幾重にも淡い彩色がなされる天井と、大理石の床と柱に響き合うカーペットに支配されており、その中に置かれる家具は、古典的な世界観に美しく調和するものが選ばれました。その中でも、ハンド・ペイントを施した家具は、室内を華麗に演出する重要な要素でした。
時空を超え、眼前にたたずむコモードは、栄光のヨーロッパの歴史を今日まで受け継いでいます。
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