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夢織のおすすめ商品

ナポレオンⅢ世 ルイ14世様式象嵌センターテーブル<br />
1860~1870年頃 フランス ウォルナット・キングウッド・各種木材による象嵌細工<br />

ナポレオンⅢ世 ルイ14世様式象嵌センターテーブル
1860~1870年頃 フランス ウォルナット・キングウッド・各種木材による象嵌細工

YUMEORI 夢織が誇るマスターピースと呼べるアンティーク・・・創業以来35年以上、代表萬田あけみの芸術に対する飽くなきこだわりで、数々の装飾芸術を追い求め、奔走して参りました。

その中で、特にこだわり続けた逸品の一つが、緻密な象嵌細工と贅を尽くしたブロンズが織りなす19世紀の装飾家具です。

そのこだわりは、ヨーロッパ中の人脈を生かして、常に依頼するほど徹底したものでした。

そうして出会うことができた逸品、1860年代に製作された女神のブロンズ装飾が施された象嵌センターテーブルです。

太陽王、ルイ14世が生活したヴェルサイユ宮殿は、当時ヨーロッパの文化の中心であり流行の発信地でありました。美の粋を極めた宮殿内の、冬の湖面のように静謐に室内を映し出す大鏡の下に、あるいは、豪華な金細工の額で飾られた王族の肖像画を中心としたインテリアの中に、本品のような逸品が、荘厳な空間を創るのに欠かすことが出来ないものでした。華麗で、力強く心揺さぶるフォルム。瞬く間にルイ14世様式の装飾家具は、世界中に広まりました。フランスだけに存在する、研ぎ澄まされ成熟した美意識が、家具の細部にちりばめられ、見る者をいつまでも美の余韻にひたらせます。

宮殿やお城の部屋の中央に飾られたセンターテーブル。堂々たる存在感で、空間全てを包み込み、悠然と全てを掌握しているかのようです。美が人間にもたらす、目に見えない大切な力…高揚感、陶酔、安らぎ、生への意欲、誰よりもそれらを理解し、味方につけ、荒れ果てた大地に光をもたらした、あの王のように・・・

  • 1.百花繚乱の象嵌細工

    1.百花繚乱の象嵌細工

    見るものを魅了する美しい象嵌細工が天板と側面に装飾されています。ウォルナットの杢とキングウッドを背景に、薔薇・スミレ・マーガレット・チューリップ・ダリアなど百花繚乱です。季節を第一に考える私たち日本人とは異なり、ヨーロッパの人々は、季節は問わずに最も美しい状態で咲いている花々を集めて表現します。たおやかな茎の曲線が美しく、幻想的な杢の木肌と響き合います。エボニー(黒木)をアクセントに、それぞれの色彩が重なり合って洗練された調和を保った、アート作品です。

  • 2.黄金色に輝くヴィーナス

    2.黄金色に輝くヴィーナス

    何とも美しい女神によるブロンズ装飾。 フランス王家の紋章であるフルール・ド・リスを彷彿させる意匠の中に刻まれた二人の美しい乙女の肖像がが本品の象徴として装飾されています。 ルイ14世様式の家具には、オリンポスの神々や妖精など神話をモチーフにしたブロンズ細工が好んで使用されていますが、陶然とたたずむ乙女は、花の女神フローラの化身でしょうか。頭の花飾りと整列する乙女のアラベスクが、うたかたの夢幻の世界へと誘惑します。

  • 3.世界一の大国を築いたルイ14世

    3.世界一の大国を築いたルイ14世

    ブルボン朝第3代仏国王のルイ14世(1638~1715)。ブルボン朝最盛期の王で、太陽王と呼ばれました。西ヨーロッパの一国であったフランスを、ヨーロッパに冠たる大国にさせ、ハプスブルグ王朝と勢力を二分するまでに急成長させます。貴族の国内反乱であるフロンドの乱で亡命中、ラテン語や古典など幼少期の帝王学に欠かせない教育が受けられなかった王は、一部で無学だと批判されましたが、その天性の行動力と絶大なカリスマ性は、人々を強く惹きつけたのです。

  • 4.アンドレ=シャルル・ブール

    4.アンドレ=シャルル・ブール

    フランス芸術史にその名を刻む、アンドレ=シャルル・ブール(1642~1732)。ブールは、財務総監コルベールの絶賛を受け、国王の家具師として推薦されます。当時始まった自由貿易はフランスに全く新しい素材をもたらしました。象牙、鼈甲、日本製の漆、貝・・・それらで製作された創造性と豪華さに富んだ装飾家具は「ブール様式」として家具製作の世界に革命を起こしました。本品は、そのブール様式を基に、装飾性豊かな象嵌細工で制作されたセンターテーブルです。 装飾するのが難しいとされていた、本品にも見られる家具の壊れやすい部分にブロンズを装飾することは、ブールから始まった装飾技法です。 ※写真:ビューローbyシャルル・ブール C.1715

  • 5.ルイ14世時代の華麗なフランス芸術

    5.ルイ14世時代の華麗なフランス芸術

    ルイ14世は、自らを強靭な太陽神アポロンとしてイメージ付けます。芸術を愛した王は、絵画・版画・彫刻・メダルに太陽神として自らを描かせます。宮廷内部はもちろん、自らがフランスカソリック教会の長となった証に、教会装飾にも太陽神のモチーフを配していきます。王の狙いは的中し、国民は王の偉大さに熱狂し、フランスは強大な国家へと発展していくのです。 ※写真:ジャン・ノクレ画「ルイ14世とその家族」

  • 6.マスタピースと呼ぶに相応しい逸品

    6.マスタピースと呼ぶに相応しい逸品

    ヴェルサイユ宮殿は、ルイ14世が手掛けた世界最高の宮殿と賛美されました。起床の儀式、礼拝、会議、散策…王の一日は分刻みで計画され、外国人を含む一般の人々にも公開されていました。王族、宮廷要人、楽士、合唱隊を引き連れた王は、広間から回廊、礼拝堂へと移動し続け、人々に権威と統制力を誇示します。王にとってはインテリアを含めた生活自体が政治であり、宮殿は劇場でありました。そういう時代背景から、ルイ14世様式と評される最高の家具が生まれたのです。 本品は、そのルイ14世様式を基に、装飾芸術の成熟期である19世紀に創造されたマスターピースです。