YUMEORI 夢織が誇るマスターピースと呼べるアンティーク・・・創業以来35年以上、代表萬田あけみの芸術に対する飽くなきこだわりで、数々の装飾芸術を追い求め、奔走して参りました。
その中で、特にこだわり続けた逸品の一つが、緻密な象嵌細工と贅を尽くしたブロンズが織りなす19世紀の装飾家具です。
そのこだわりは、ヨーロッパ中の人脈を生かして、常に依頼するほど徹底したものでした。
そうして出会うことができた逸品、1860年代に製作された女神のブロンズ装飾が施された象嵌センターテーブルです。
太陽王、ルイ14世が生活したヴェルサイユ宮殿は、当時ヨーロッパの文化の中心であり流行の発信地でありました。美の粋を極めた宮殿内の、冬の湖面のように静謐に室内を映し出す大鏡の下に、あるいは、豪華な金細工の額で飾られた王族の肖像画を中心としたインテリアの中に、本品のような逸品が、荘厳な空間を創るのに欠かすことが出来ないものでした。華麗で、力強く心揺さぶるフォルム。瞬く間にルイ14世様式の装飾家具は、世界中に広まりました。フランスだけに存在する、研ぎ澄まされ成熟した美意識が、家具の細部にちりばめられ、見る者をいつまでも美の余韻にひたらせます。
宮殿やお城の部屋の中央に飾られたセンターテーブル。堂々たる存在感で、空間全てを包み込み、悠然と全てを掌握しているかのようです。美が人間にもたらす、目に見えない大切な力…高揚感、陶酔、安らぎ、生への意欲、誰よりもそれらを理解し、味方につけ、荒れ果てた大地に光をもたらした、あの王のように・・・


