ヴィクトリア女王時代、その家のステイタスの証として、内装の趣味の良さ、家具、調度品が大変重要な意味を持っていました。貴族をはじめ上流階級に愛された、贅を尽して制作された特別なセティ。その美しい佇まいに、魅了されます。
華やかな薔薇の香りがすることからその名が付けられた高級木材ローズウッド。厳選された上質ローズウッドが贅沢に使用され、格調高さを演出します。そのローズウッドには、ローズ(薔薇)をはじめとした花草の象嵌細工が芸術性高く装飾されています。美しく繊細な象嵌細工に、腕利きの職人による高度な技術がうかがえます。
ローズ(薔薇)の象嵌細工を引き立たせる、格調高い赤色のイタリア製上質生地が、このセティを華麗に彩ります。
華麗なるヴィクトリアン室内装飾が彷彿される美しいセティ。貴婦人たちが、そっと腰を据え、優雅なティータイムを楽しむ姿が想起されます。