マリーアントワネットの時代のルイ16世様式を体現した華麗なコンソールテーブル。贅を尽くし、繊細な木彫刻の上には全面に金箔が施され、美しい模様のイタリア産の大理石まで使用されております。
崇高な古典芸術に倣って、左右対称の美しいフォルム。幕板の下を可憐なバラの花綱(ガーランド)が覆い、エレガントな雰囲気を醸し出しています。特筆すべきは、そのバラ彫刻の繊細さ。職人の確かな腕によって、一輪一輪愛くるしいバラが表現されています。天板には、赤・黒・白と異なる色調を持つ格調高い大理石を用い、華やかさの中に厳粛なたたずまいを宿します。
お城の必需品である金箔が施されたコンソールテーブル。今回ご紹介する金箔ミラーは、まさにそういう由緒あるところに飾られていたものであり、お部屋に飾ると際立つ存在感を放ち、優雅な空間を演出します。