全面に張られた、サフラン・ゴールドのヴェルヴェットとローズウッドによる荘厳なアームチェア。7つの海を征し、日が没することのない帝国に君臨した、ヴィクトリア女王が最も好んだ色サフラン・ゴールド。日の出の太陽に照らされた、黄金の波間を彷彿とさせる色です。土台に使われるのは、最高級木材ローズウッド。装飾芸術の最盛期と謳われる、至高の贅沢を実現させた逸品です。
包み込まれるような、ゆったりとした大きさ。背もたれには伝統的なボタン止めがされており、風格が漂います。ローズウッドの木枠に施される、様々な彫刻。波のように渦巻くアカンサスの曲線が、家具に端正な表情を加え、蠱惑的な曲線を描くアームや、S字型にうねる脚部分と、見事な調和を確立しています。腰かけてみると、深く身を預けることができ、優しいヴェルヴェットの手触りが極上のくつろぎを与えてくれます。優雅なサロンルームで、麗しい男女が語り合う姿が目に浮かぶような、贅沢な空間を演出してくれるアームチェアです。